【芥川賞】 歴代 受賞者 と作品を紹介する!!
- 2010上 乙女の密告 赤染晶子
- 2010下 きことわ 朝吹真理子
- 2010下 苦役列車 西村賢太
- 2011上 該当者なし
- 2011下 道化師の蝶 円城塔
- 2011下 共食い 田中慎弥
- 2012上 冥途めぐり 鹿島田真希
- 2012下 abさんご 黒田夏子
- 2013上 爪と目 藤野可織
- 2013下 穴 小山田浩子
- 2014上 春の庭 柴崎友香
- 2014下 九年前の祈り 小野正嗣
- 2 015上 スクラップ・アンド・ビルド 羽田圭介
- 2015上 火花 又吉直樹
- 2015下 死んでない者 滝口悠生
- 2015下 異類婚姻譚 本谷有希子
- 2016上 コンビニ人間 村田沙耶香
- 2016下 しんせかい 山下澄人
- まとめ
2010上 乙女の密告 赤染晶子
- 悲劇の少女アンネ・フランクと現代女性の奇跡の物語
- 「アンネの日記をテーマ」
- スピーチコンテストを描いた作品
2010下 きことわ 朝吹真理子
- 過去と現在の行き来
- 2人の女性の対比の物語
- 時間というテーマを中心に据えた作品
2010下 苦役列車 西村賢太
- 私小説
- ヒガミ根性まる出しの姿
- 中卒・日雇いという実体験
- 友達、世間に対する劣等感、荒廃した生活
2011上 該当者なし
2011下 道化師の蝶 円城塔
- 難解な技巧小説
- テーマは言語
- SFや奇妙な物語が好きな人におすすめ
2011下 共食い 田中慎弥
- 逃げ場のない血と性の物語
- 父親と息子にまつわるテーマ
- 風景や心理描写が絶品
2012上 冥途めぐり 鹿島田真希
- 夫と巡る失われた過去への旅
- 家族とのつながりと決別を描いた作品
2012下 abさんご 黒田夏子
- 「昭和」の家庭で育ったひとり児の運命
- 早稲田文学新人賞を受賞
- 史上最高齢の75歳で芥川賞を受賞
- 横書きで書かれた作品
2013上 爪と目 藤野可織
- 娘と継母の嫌悪と快感を斬新な語りで描く
- 美しき恐怖作(ホラー)
- 史上最も饒舌な「三歳児」
2013下 穴 小山田浩子
- 平凡な日常に時折り顔を覗かせる異界
- 不条理な出来事の連続が中心
- 穴に落ちてから不思議な事がたくさん起こる
2014上 春の庭 柴崎友香
- 小説というより詩を読んでいるよう
- 自分の周りの何気ない風景を大切に思えるような本
- 伝聞の中で視点が動いていく表現
2014下 九年前の祈り 小野正嗣
- 障害児を抱えたシングルマザーの日常
- 息子を通して描かれる彼女の悲しみ
- 大分県の集落を舞台にした作品
2 015上 スクラップ・アンド・ビルド 羽田圭介
- 新しい家族小説
- 介護にまつわる家族間の話
- 人間の心に潜むエゴとか虚栄とか弱さを描く
2015上 火花 又吉直樹
- お笑い芸人ピース又吉の本
- 良質の青春小説
- お笑いとは何か人間とは
2015下 死んでない者 滝口悠生
- 通夜に通う非常にたくさんの親戚の物語
- 家族間の絆の強さや不確かさ
- 何気ない1日のそこに潜む人間模様
2015下 異類婚姻譚 本谷有希子
- 不思議な夫婦の関係
- 「夫婦」という形式を軽妙洒脱に描く
- 夫婦が次第ににてくる恐怖
2016上 コンビニ人間 村田沙耶香
- 「普通」とは何かを描く作品
- 現代の日常を軽やかに描く
- 不器用な人の生き様に共感
※ 追記 2016下 芥川賞受賞 しんせかい 山下澄人を追加しました
2016下 しんせかい 山下澄人
- 十代の終わり、見知らぬ土地での経験
- 記憶の痛みと戦った経験
まとめ
どっかで聞いた事があったり一度は耳にした作品が多いのではないか
映画化もよくされている。
こうしてみると呼んだ事のない作品が多い
興味のある作品が多い。
一度この機会に手にとってみてはどうですか!?
以上、歴代 芥川賞受賞者と作品を紹介する!!…という記事でした